キャンプ愛好者の間で定番となっている「シェラカップ」。そのシンプルな形状と多機能性から、食器としてだけでなく、調理器具としても活躍します。今回は、シェラカップの基本的な特徴と、キャンプでの便利な使い方をご紹介します。
シェラカップとは?
シェラカップは、金属製の広口カップで、主にステンレス、真ちゅう、チタンなどの素材で作られています。もともとはアメリカの自然保護団体「シエラクラブ」が公式カップとして採用したことから、その名が広まりました。
特徴的なのは、軽量でスタッキング(重ねて収納)できる点。そして、焚き火やバーナーなどの直火にかけられる耐熱性を持ち、アウトドアでの調理にも適しています。取っ手が細く長いため、短時間の加熱であれば素手で持つことも可能です。
サイズと容量の目安
一般的なシェラカップの容量は約300ml。メモリ付きのものもありますが、メモリがない場合でも、フチからの距離でおおよその容量を測ることができます。
- フチから1cm下:250ml
- フチから1.5cm下:200ml
- フチから3cm下:100ml
この目安を覚えておくと、計量カップがなくても水や米の量を測る際に便利です。
シェラカップでの炊飯方法
シェラカップは、ご飯を炊くのにも適しています。ソロキャンプや少量の炊飯に便利な方法をご紹介します。
- 米100mlを洗い、シェラカップに入れます。
- 水120~150mlを加え、寒い時期は1時間以上吸水させます。
- 同サイズのシェラカップやアルミホイルで蓋をし、必要に応じて重しを乗せます。
- 中火で加熱し、沸騰したら弱火にします。
- 泡が出なくなり、音が静かになったら炊き上がりのサインです。
- 最後に10秒ほど中火にして香ばしさを加え、10分ほど蒸らして完成です。
この方法で、底におこげができた美味しいご飯が炊き上がります。
その他の活用法
シェラカップは、炊飯以外にもさまざまな用途があります。
- スモーク:2個のシェラカップと小型の焼き網を使って簡易スモーカーに。
- バーニャカウダやチーズフォンデュ:温めながら食べる料理の器として。
- オイルフォンデュ:少量の油で揚げ物を楽しむ際にも活躍。
このように、シェラカップは食器でありながら、調理器具としても優れた性能を発揮します。
シェラカップは、そのシンプルなデザインと多機能性から、キャンプでの必需品となっています。まだ使ったことがない方は、次のアウトドアでぜひ活用してみてください。